2/11 アニョー・ド・プレサレ
いつものカフェでマリーとランチ。
メニューにはないけどプレサレもあるよ、とすすめられたのでそれに決定。 agneau de pre-sale プレサレと言って、海辺近くの牧場で潮風にあたった牧草を食べて育った子羊のグリル。 ロゼで焼いてもらったら中身はホントに肉屋で売られている状態くらいの生焼けで マリーはもう一度焼き直してもらった。 私はせっかくなので、このまま食べる。 ステーキをレアで焼いてもらう時、牛肉の場合はsaignant(セニャン)と言って、 羊や鴨や、あと子牛の時にはrosee(ロゼ)と言う。 なんで牛肉の時だけ違うのー?と聞いても皆わかんないって。不思議でしょ、だって。 お肉のあまりの赤さにさすがの私もギョッとしたけど、特に後からお腹が痛くなることも なく美味しく食べました。 午後、同じフロアにいる経理部門で激しいバトルが繰り広げられる。 私はただの傍観者だったのだけど、お互いにものすごい勢いで、日本人だったら 上司相手にここまで絶対言わないなー、と国の違いを改めて感じた。 上司も全然まったく負けてないし。 一人一人が映画俳優さながらの法廷での弁護士のように、言葉に緩急を巧みに加えて 相手を説得にかかる。ああいう演説法とでもいうのか、この人たちは小さい頃から 人を説き伏せるための言い方というのを生活の中で学んでいるんだろうなと思う。 普通に戦ったらもう、日本人なんて話にならないだろうなぁ。 それに、日本人にありがちな「黙る」もしくは「捨てゼリフを吐いて退場する」っていうのも この人たちの辞書にはないようで、とことん戦い続ける。その体力・持続力といったら! 私なんて聞いてるだけでどっと疲れて、午後は全然仕事にならなかったっていうのに。 私が退場したいくらいでした。
by yubiere
| 2008-02-15 14:00
| 食事
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